技術者集団があらゆるプロセスでお客様の製品開発をご支援します。
お客さまの設計、調達における、こんなお困り事を解決します。
「LSIが製造中止で代替品が見つからない・・・」
「CPU基板とI/F基板を集約したい・・・」
「FPGAを実装したいが、実績がない・・・」
FPGA(Field Programmable Gate Array)は、ハードウェア言語で論理回路を書き換えることができる部品です。
従来、基板1枚が必要だった論理回路を、FPGA化することにより1~2ケの部品(FPGAデバイス)へ置き換えることができます。
たとえば、「CPU部」と「I/Fの論理回路部」の基板2枚構成だった機能を基板1枚に集約して、小型化と論理回路部分の設計費や部材費のコストダウンを図ることが可能になります。
開発スタートと同時にシミュレーション用テストベンチを作成し、シーメンスEDA社(旧メンター・グラフィックス社)製のModelSimを使用してコーディング段階から回路シミュレーションを行います。
シミュレーションでは、記述の相違やバグを素早く解析可能で、短時間で多くの評価項目を試すことができます。
FPGA内部記述不具合はシミュレーションで検出済みのため、実機評価時の不具合はハードウェア起因に絞れるため評価期間を短縮できます。
シミュレーションにより、実機評価項目の事前確認が可能になるため、実機検証からの後戻りを削減し、[品質確保]×[短納期(低コスト)]を実現しています。
(注1):旧メンター・グラフィックス社/2021年会社名変更
(注2):旧ModelSim SE/2021年ソフトウェア名称変更
シミュレーション実施により、記述のシンタックスエラー(文法/構文エラー)を事前チェックできます。
また、意図した出力がされているか?クロック信号との関係性は意図したものか?を実機評価前に確認できます。
途中で仕様変更が発生した場合も、テストベンチを作成しているため、変更・追加後の記述の正常性を容易に確認する事ができます。